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2010年6月

サッカーワールドカップ予選リーグにみる監督・チームワーク・気持ちの大切さ

6月25日の未明、サッカーワールドカップ予選リーグで、日本はデンマークを3-1で撃破し、当初の予想を覆して、決勝リーグ進出を決めた。

私自信、高校のとき部活で、少しサッカーをやったこともあり、好きなスポーツとしてW杯は、毎回テレビ観戦していたが、直前の壮行、練習試合の結果を見て、今回は、大半の日本人同様、期待はあまりもてないが、まずは、テレビ観戦との想いだった。

多分、途中で睡魔におそわれるままに、寝てしまうか、あまりの不甲斐なさに、途中でテレビを消して、オフィスにもどり仕事しているのだろう。。。。ぐらいの気持ちだった。

それが、始まってみると、カメルーン戦勝利、続くオランダ戦は負けても、負けた気がしない好試合だったのだ。内容は、スポーツ紙が報じているとおりである。

何が原因で良くなったのか?興味が湧いた。そこに日ごろの建築活動や日常生活にも役立つヒットがあるだろうと思ったからだ。

テレビ観戦で見たことと、新聞やインターネットでの情報をもとに、好転した原因を整理してみた。

1、まずは、監督なのだ。

97年のフランス、ワールドカップ、日本代表最終選出で、岡田監督が三浦知良選手を外したのは、私の脳裏にも鮮烈に記憶に残っている。何故?が当時の私の想いだった。それ以来、どこかで、素人なりに岡田監督の采配に?の目で見ていた。

今回で、私なりに答えが出てすっきりした。岡田監督は、当然のことながら、好き嫌いで選手を選出したのではなく、勝つためにはどうすればよいのかを考えて、選手を選出したのだと。

監督は結果がすべて、言い訳なし。

家庭の長として、仕事場での長として参考になった。

2、チームワークは1+1=2人の力ではなく、それ以上の力となりえるのだ。

 個人的にも、今までワールドカップをテレビ観戦した中では、今回の日本代表チームに最も、一体感が感じられた。これも、川口をいれるなど、監督の人材登用のうまさなのでしょう。

3、勝ちたいという気持ちを強く持つ。

これも、今まで、再三再試、言われてきたことなのだが。

何か、自信につながるきっかけ作りが大切なのだ。

最後に、6月29(火)のパラグアイ戦での勝利、新たな歴史、私への教訓が示されることを願って。

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リフォームの設計こそ実務経験豊富な建築設計事務所に依頼を

リフォームの設計業務も、7、8年前から増え始めた。たぶん、木造の耐震リフォームがきっかけだったと思う。

多数の木造の耐震診断調査をしたり、古い建物の劣化調査をしたり、リフォームの設計などで、古い建物を診てきた。そのたびに、建物から無言の声を聞いて、多くを学ぶことができた。建物の歴史、履歴は味わい深い、いろいろ語ってくれる。当時の時代も反映している。住人の多種多様な暮らしぶり、ライフスタイル、体験談も私の設計の糧になっている。

古い木造ほど、土壁を使った建物が多く、自然素材が多く使われ、木の材質がよかったり、造作材がよかったり。確かに、基礎は現在に比べると脆弱なのだが。今は、内装は、一般的には?ほとんどボード下地ビニールクロス張り、これは、一見、最初は見栄え良く、多分もっとも安いのが理由だと思う。

古い木造の軸組みの中に、伝統工法的仕口を発見して、建築当時の匠の技に思いをめぐらせたり、中京間のモジュールの中に押入部の関東間モジュールをみつけたりと、日頃の設計に活かせる部分もある。

木造以外の大規模建築も含めて、古い建物の劣化調査などで、建築を診てきて感じるのは、建物の劣化(年数が経つにつれての傷み)は、人間に比べると早くて、寿命が短いということ。

無機物の建物に比べて、人間は当然、体は、有機体で、動物だから雨が降れば、自ら傘を差したり、具合が悪ければ、自ら病院にいって治療を受けるから、ごく自然のことなのだが。

建物の劣化防止や寿命を伸ばすには、やはり、設計段階での工夫、材料の選択が重要になる。

外部の金物が鉄製なのをよくみかける、たいてい錆びて放置されている。メンテナンスはあまり充分には行われない傾向だから(たぶん公共建築においても)、イニシャルコストが高くても、ほとんど錆びにくいステンレスや合金を使うべきなのだ。

リフォームの相談依頼を受けて施主と打合せ、建物調査をしてみると、希望リフォーム範囲が広がる場合がある。その場合は予算も考えながら、要望事項に優先順にをつけて設計を進める。

リフォーム工事前は、建物の隠ぺい部の確認は困難なため、リフォーム工事で解体してみて、初めて、部材の不足、腐食、腐朽が判明する場合がある。適切なリフォーム工事(手術)を行うには、リフォーム工事前(開腹手術前)にリフォーム(手術)がどこまで必要なのかを判断するための診断が重要なのだ。建物を健康診断、処置する名医が必要なのだ。

リフォームの現場はその場、その日の即決が求められる。判断が遅れれば、工期、コストに影響してくる。リフォームは小規模な工事が多いので、現実的には、例外を除いて、何日も現場を止めるわけにはいかない。(住人も、他の家に一時避難しない限り、リフォーム工事で生活の一部を寸断されて、疲労、ストレスもたまっているのだ)

既設の躯体や部品でどこを使って、どこを補修、取り替えすべきかの判断も重要だ。

リフォームの設計こそ実務経験豊富な意匠デザイン、構造、設備の多方面に精通した専門家が必要なのだ。

先日も、リフォームの現場で基礎の補強や台所の流しの取り替えが必要なところがあった。

基礎コンクリートは0.1m3程度、生コン車を使うか、現場練りか、現場練りならコンクリート配合と練り方は?配筋は?などなど、既存の基礎、土間の強度厚みを推測、迅速に判断する。適切な方法を的確に早く判断したほうが施工も精度があがり、コストも経済的になる。工務店の技量に合わせての判断も不可欠だ。

台所の流しの取り替えの場合は、現況の建築と設備配管の取り合い、劣化の程度などを考慮して内容を決める。

リフォーム業者の数は多い、星の数のごとくだ。

リフォームを検討の住人の方、一度、信頼できそうな建築設計事務所に問い合わせてみてはどうでしょうか。

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春陽展名古屋展と柳田三千子先生・上原欽二先生

多忙で、ブログご無沙汰だった。住宅系の仕事は奥が深くやりがいがあるが、採算ベースにはのらない。

ところで、先日、仕事の合間を縫って、愛知芸術文化センターの春陽展名古屋展に行ってきた。

30年ほど前に名古屋のN設計事務所に就職した。必ずしも学生時代に思い描いたような創造的事務所でもなかったので、気持ちをもてあましていたら、そこの事務所の会長が、自ら通っている絵画教室に行くことを勧めてくれた。それで、思い立って私も絵画教室に通うようになった。絵はあまり得意ではなかったが、彫刻には自信があったし、郷里の中学校で、私の中学1年のときの担任であり、美術の先生だった柳田三千子先生の印象が強かったことも影響していたと思う。

絵画教室は、春陽会所属の故上原欽二先生が指導される土曜の夜の教室だった。(きんちゃん教室と呼ばれていた、先生、失礼な呼び方すいません)

教室に通い始めて、仲間も増え、自然、春陽展名古屋展にも毎年通い始めた。ある時、名古屋展の展覧会場の1室で、柳田三千子先生の絵を発見した。

その時、初めて中学校の恩師が春陽会所属であることを知って、心が熱くなるのを感じた。点と点がつながり線になったのだ。

それ以来、春陽展名古屋展に行くことは、私にとって、昔の絵の仲間の活動を見たり、やっぱり、そうです、柳田三千子先生の絵を見ることが目的なのです。

自分のアイデンティティの確認なのでしょう。やっぱり。

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