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2014年7月

陶器浩一氏と古市徹雄氏の講演会に参加して

ブログを少し休んでいるうちに、季節も進み蝉の初鳴きもあちこちで聞こえてくるようになりました。梅雨明けも近いということでしょう。

ガソリン価格は上昇の一途、交差点でアイドリングストップする車が増えてきている感じがします。建設費も上昇、物価も政府の思惑通り挙がってきているということでしょう。。。次は消費税増税。。。

先日、陶器浩一氏と古市徹雄氏の講演会に参加してきました。どちらも期待通りの内容でした。

陶器浩一氏の方は、「竹の会所」で2012年に日本建築大賞を受賞されていますが、以外にも、構造設計の専門家であったとは知りませんでした。氏曰く「技術が生み出す空間に興味があった、ストラクチャーが空間を創る」とのこと、納得です。

氏の凄いところは、竹の会所の場合もそうですが、構造素材の特性を徹底分析して、構造計算だけでなく材料実験を繰り返して、そこから空間を創っていくという点です。竹の会所では、さらに震災復興を意識して、地域の人たちとつながって集会所を創っていったという点も特筆すべきところです。

古市徹雄氏の講演会の方は、丹下健三氏の事務所でモダニズム建築を設計していたが、海外のあちこちで滞在しながら設計を続けるうちに、国ごとの風土をいかした伝統建築に次第に魅かれていく反面、モダニズム建築に疑問を持つようになったというものでした。

「世界中どこに行っても同じデザインのモダニズム建築はではなく、地域の風土に根差したヴァナキュラーな建築を」といったところでしょうか。

氏は、それをユニバーサルヴァナキュラーとサスティナブルデザインいう表現をされていました。コロンブスがいろいろな作物を世界にもたらしたように。。。ヴァナキュラーな建築が世界に広かる?

氏はまた、日本の民家のような多機能なしつらえや自然界の機能を重視しているともおっしゃていました。

個人的に印象深かったのが、(今はやりの)太陽光パネルを多用するではなく、建築をきちんと作ることが大切だとおっしゃた点です。これは私自身の持論でもあります。

太陽光パネルを作るのに相当なエネルギーをつかっているわけですから。。。

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